今回は「福重良一の経歴・学歴まとめ!鎌田大地を育てた指導方法がすごい!」と題して、京都の東山高校サッカー部監督の福重良一さんについて
- 福重良一の経歴と学歴
- 福重良一が鎌田大地を育てた指導方法
以上のことをお伝えしていきます。
東山高校サッカー部監督に就任し、16年目を迎えた福重良一さん。
監督として活躍する前は、プロのサッカー選手として活躍されていました。
監督としてキャリアを積まれた福重良一さんの経歴や学歴は一体どのようなものなのでしょうか?
この記事では、福重良一さんの経歴や学歴プロフィールに加え、
サッカー日本代表の鎌田大地選手を育てた指導法にも迫っていきます。
ではさっそく本題です。
福重良一の経歴
東山高校サッカー部監督・福重良一さんの経歴を時系列でお伝えします。
【福重良一監督のサッカー歴】
- 高校:和歌山工業高校
- 大学:大阪体育大学
- プロ時代
- 1993年~1996年:京都パープルサンガ(現京都サンガFC)
- 1997年~1998年:大塚製薬(現徳島ヴォルティス)
【福重良一監督の指導歴】
- 初芝橋本高校
- 大阪体育大学
- 東山高校(16年目)
福重良一さんが和歌山工業高校でサッカーをしていた頃は、Jリーグはありませんでした。
なので「プロのサッカー選手になりたい」という概念はなく、ただ上手くなることだけに集中し、日々の練習を行っていました。
その後、福重良一さんは大阪体育大学に進学。
そこでは、日本一になるということを目標に、チームメイトと競って努力していたとおっしゃっています。
大学卒業後は、京都パープルサンガ(現京都サンガFC)に入団。
福重良一さんは、1年目から試合に出場していたので、かなり努力されていたことが分かります。
この時、当時日本代表の中山雅史選手をワンツーワンでマークするよう命じられます。
福重良一さんは
「中山選手のあまりの運動量にハーフタイムにロッカールームで嘔吐した」
と語っていました。
福重良一さんも体力には自信のある方だったので、中山選手の体力の凄さに驚かれていました。
また、福重良一さんのチームメイトには
- ラモス瑠偉選手
- 元ウルグアイ代表のサンティアゴ・オストラサ選手
対戦相手には
- 中山雅史選手
- 森島寛晃選手(現セレッソ大阪代表取締役社長)
- アマラオ選手(元FC 東京)
とレジェンド揃いなのが分かります!
福重良一さんは、今のプロサッカーの基盤を作った時代の方なんですね!
福重良一の学歴
福重良一さんの学歴をお伝えします。
高校:和歌山県立和歌山工業高等学校
大学:大阪体育大学
福良良一さんは、和歌山県出身です。
地元・和歌山工業高等学校でサッカーをしていました。
福重良一さんが高校時代に印象に残っている大会は
選手権全国大会初戦で、千葉県にある船橋市立船橋高校との対戦だそうです。
結果は1-2で負けはしたが、全国の高いレベルを経験でき自分の特徴も出せた非常に充実した試合でした。その試合で解説のセルジオ越後さんが、私のロングキックを絶賛してくれたのも印象に残っていますし、その後のプレーヤーとしての自信にも繋がっていました。
引用:東山高校サッカー部
この時対戦した相手には、後にJリーガーとなる選手もいたとのこと。
高校の時からレベルの高い戦いをされていたのですね!
大阪体育大学時代は、チーム全体のレベルが高い中でプレーしていた福重良一さん。
チームメイトにはプロに行く仲間も多くいたそうです。
福重良一のプロフィール
東山高校でサッカー部の監督を務める福良良一さんのプロフィールは以下の通りです。
- 名前:福重良一(ふくしげ・りょういち)
- 生年月日:1971年1月30日
- 年齢:51歳
- 出身:和歌山県
- 身長:181cm
- 体重:75kg
- 選手時のポジション:DF
- 所属チーム
- 京都パープルサンガ(現京都サンガFC)
- 大塚製薬(現徳島ヴォルティス)
- 指導歴
- 初芝橋本高校(コーチ)
- 大阪体育大学
- 東山高校
福重良一さんは、プロとして6年間活躍されています。
その後は指導者への道に進み、プロ選手を現在までに25名輩出されています。
福重良一が鎌田大地を育てた指導方法とは?
東山高校サッカー部の監督・福良良一さんの教え子で、現在最も注目を集めている選手が
サッカー日本代表・鎌田大地選手
です。
鎌田大地選手は、現在ドイツのフランクフルトに所属しています。
この大物を指導されてきたのが、福重良一監督!
どのような指導をしてきたのか調査したところ、
福重良一さんが指導する上で一番意識していることは
この2点でした。
引用:東山高校サッカー部
- 選手に好かれることよりも、その選手が上手く、強く、変われるような言葉を選んで接しています。慕われることは大事。
- 指導をして選手がすぐに実践できることはありません。信念を持ち続けて指導することを意識している。
選手一人ひとりに合わせて指導方法を変えていたんですね!
特に、鎌田大地選手はなかなか手強い選手だったそうです。
もうね、あらゆる手を尽くしましたよ。みんなの前で叱ることもあれば、個別に諭すこともありました。対戦相手には申し訳ないですが、ベストメンバーで戦うよりも『鎌田大地をもっとうまくするために、あえて試合に出さない』という方法を選んだこともあります。
それが正解だったかはわかりません。もしかしたら、なにも響いていないかもしれない(笑)。でも、とにかく要求のレベルを下げることだけはしませんでした。
『まだまだ足りない』と言い続けたことが、大地にとってはよかったのかもしれません。
引用:NUMBER WEB
鎌田大地選手は、ガンバ大阪のジュニアユースに所属していましたが、昇格を逃したというエピソードがあります。
福重良一さんは、中学3年の鎌田大地選手の練習試合を見て「いいのも持っている」とすでに見抜いていました。
そこで、東山高校サッカー部監督として、鎌田大地選手の父親に東山高校にくるよう説得。
福重良一監督は見事、鎌田大地選手を世界でプレーする選手へと育て上げました。
現在、東山高校サッカー部の部員は100人を超えています。
多くのプロサッカー選手を育て上げてきた福重良一監督目当てで入学する選手は多いですよね!
「3度の飯よりサッカーが好き」
と豪語する福重良一監督。
これからも素晴らしい選手を育てていくのでしょうね!
詳しくは【魔法の指導力】という本に詳しく載っていますよ!
まとめ
今回は「福重良一の経歴・学歴まとめ!鎌田大地を育てた指導方法がすごい!」と題しましてお伝えしてきました。
福重良一さんの経歴・学歴は
【福重良一監督のサッカー歴】
- 高校:和歌山工業高校
- 大学:大阪体育大学
- プロ時代
- 1993年~1996年:京都パープルサンガ(現京都サンガFC)
- 1997年~1998年:大塚製薬(現徳島ヴォルティス)
【福重良一監督の指導歴】
- 初芝橋本高校
- 大阪体育大学
- 東山高校(16年目)
です。
日本代表の鎌田大地選手を育てた指導方法は、
- 選手と接する時に好かれることを意識しない
- やるべきことをやる
を一番に意識して指導していることが分かりました。
では今回はここまでとさせていただきます。
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