篠原ともえさんがデザインを手がけた革の着物作品『THE LEATHER SCRAP KIMONO(ザ レザー スクラップキモノ)』が、ニューヨークADC賞で2冠受賞という明るいニュースが入ってきました!
写真展示されている作品を画像で拝見しましたが、革の着物とは思えない柔らかな質感に見えました。
篠原ともえさんと言えば、シノラーブームで一世風靡をしていたことが印象強い方も多いと思います。
天真爛漫で明るく、今のフワちゃんのようなイメージだったのですが、今回、受賞の喜びを語る篠原ともえさんは、とても落ち着きのある素敵な女性になっていました。
そんな篠原ともえさんが今回受賞した着物を、実際に見てみたい人もいるのではないでしょうか?
実物を展示されているのか?また、展示場所や展示期間は?と気になりますよね!
そこで今回まとめた内容がこちら
では早速本題です。
篠原ともえの着物が2冠受賞!
今回篠原ともえさんデザインの着物が2冠受賞を果たした賞は、第101回ニューヨークADC賞での【ブランド/コミュニケーション部門】と【ファッションデザイン部門】の2部門になります。
ニューヨークADC賞とは、世界で最も古い広告デザインの国際賞です。
篠原ともえさんが2冠受賞を達成したタイトルは以下の通りです。
ブランド/コミュニケーション部門 銀賞(シルバーキューブ)
ファッションデザイン部門 銅賞(ブロンズキューブ)
こちらの作品は、日本タンナーズ協会の方が革の魅力を発信するために篠原ともえさんにオファーをしてきたことが全ての始まりになるそうです。

実は、ニューヨークADC賞に作品を出展したのは今回で2回目だということ。
前回は、同じく日本タンナーズ協会の方からのオファーで、金属アレルギーの方でもつけられる”レザーメイトジュエリー”という革のアクセサリーを出展したそうです。
惜しくも入賞という形で留まってしまったのですが、今回の着物の受賞でリベンジを果たすことのできる結果になりましたね!
今回、着物を選択した訳をこのように語っていました。
着物は究極の持続可能なファッションです。一反12mで37、8cmの端に襟も身ごろもお袖も全て入れて、余りが出たら職人さんの名前を綴って届ける……私はそのプロセスに感動を覚えて。日本人の生活の中に昔から備わっている“持続可能な美しさ”に気づいてもらいたかったのもあって、着物を選びました。
引用元:WWD
篠原ともえさんデザインのグラデーションの美しい着物。
世界的な広告賞を受賞し、着物のさらなる美しさを世界に知ってもらえるきっかけになるでしょうね。
受賞作品はどこで見れる?展示場所は?
篠原ともえさんが受賞した作品である着物は、東京都内で開催されている【東京レザーフェア】で展示されていたことがわかりました。
残念ながら、今回の【東京レザーフェア】は、開催日が2022年5月26日(木)・27日(金)の2日間のみの開催だったようですでに終了していました。
実際、展示されている作品を見た方の感想から、篠原ともえさんのデザインセンスの素晴らしさと、それを形にできた職人の方達の技術力を垣間見ることができますね。
その後の展示場所等については、今のところわかっていません。
世界的な賞を受賞した篠原ともえさんの着物を、是非もう一度展示して頂きたいですね!
過去にも着物デザインコンクールで受賞経験!
篠原ともえさんは過去にも着物デザインコンクールで受賞していたことを以前メディアで語っていました。
受賞した賞は【第20回着物デザインコンクール】で見事”京都府知事賞“を受賞したと言います。

しかも、この時は名前を伏せての投稿だということで、篠原ともえさんの真の実力で勝ち取った賞になりますね!
篠原ともえさんが入賞した着物デザインコンクールは、『自分の着たい着物をデザインするコンテスト』というコンセプトのコンクールだといいます。
残念ながら、当時のデザインした画像を入手することはできませんでした。
しかし、篠原ともえさんが自身で手作りした着物は何点もあるようで、今回はそのうちの一部を紹介します。
まず1つ目の作品

黒柳徹子さんの番組に出演された時の着物です。
こちらも篠原ともえさん手作りの着物!
黒柳徹子さんに、おそろいをプレゼントとのこと。
かわいらしいデザインで、とても華やかな着物ですね。
2つ目の作品

こちらは、着物ではなく浴衣とのこと。
星座がテーマの浴衣ということで、夏にピッタリのデザインですね!
今回紹介した篠原ともえさんがデザインした着物は、どちらも篠原ともえさん自身にとても似合ったデザインですね!
“自分の着たい着物をデザインするコンクール”での入賞に、納得のいく作品ばかりです。
現在のデザイナー篠原ともえがすごい!
現在、国際的デザイナーとして活躍されている篠原ともえさん。
実は”シノラーブーム”で一世を風靡していた頃から、そのファッションセンスは業界の方たちから一目を置かれていたようです。
デザイナーとしての頭角を現してきたのが2013年。
きっかけは、松任谷由実さんのステージ衣装を手がけたことでした。
このことが高く評価され、その後嵐の衣装や各種キャラクターを手がけるなどをして、徐々にデザイナーとしての篠原ともえさんへとなっていったようです。
それから芸能活動を中止し、デザイナー修行に専念するようになったといいます。
もう1回、学ばないとダメだと思って、40手前でもう1回、学校に行きなおして、洋服を作るスキルを身につけたんです。自分の夢へのマナー
引用元:Yahoo!ニュース
とても美しい変貌を遂げている篠原ともえさん。
シノラー時代を知っている方達は、今の篠原ともえさんを見て驚くのではないでしょうか。

今回、自身のデザインする着物が、世界的な広告デザイン賞を受賞したことで”国際的デザイナー”へと、新たな顔を持つことになった篠原ともえさん。
今後の活躍が楽しみですね!
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は「篠原ともえの着物が2冠受賞!展示場所は?デザイナー篠原の現在」と題しまして、篠原ともえさんが受賞した賞の内容や、展示場所や期間、過去の受賞作品から現在のデザイナー篠原ともえさんについてを紹介してきました。
今回篠原ともえさんが2冠受賞を果たした賞は、ニューヨークADC賞で世界で最も古い広告デザインの国際賞だということがわかりました。
篠原ともえさんがデザインした着物の展示場所は【東京レザーフェア】で展示されていたことがわかりました。
残念ながら、展示期間が2022年5月26日(木)・27日(金)の2日間のみだったということで、現在はどこに展示されているのかわかりませんでした。
篠原ともえさんは過去に自身の名前を伏せて応募した【第20回着物デザインコンクール】で見事”京都府知事賞“を受賞を果たした経験がありました。
そして、現在は国際的デザイナーとして活躍している篠原ともえさん。
篠原ともえさんの今後の活躍がとても楽しみですね!
では、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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