世界バレー女子選手権大会2022が9月24日からスタートします。
全日本女子バレーの調子がどうなのか気になりますよね!
ところが今回『全日本女子バレーは不仲』や『日本代表の人間関係はギスギスしている…無視もあるらしい…』という噂を聞き、全日本女子バレーの内側をリサーチしてみようと思います!
今月末に控えた世界バレー女子選手権2022に、影響するくらいの不仲さなのか?
バレーボールは”繋ぐスポーツ”なのに、日本代表の人間関係がギスギスしていたり、無視もあったりするとプレーにも影響があるのではないか?
と少々不安も感じます…。
そこで今回「全日本女子バレーは不仲?日本代表の人間関係はギスギス・無視も?」と題しまして
全日本女子バレー日本代表の人間関係が不仲なのかどうかについて調査していきます。
この記事でわかること
- 全日本女子バレー日本代表は不仲なのかどうか
- 全日本女子バレー日本代表の人間関係について
以上のことをお伝えしていきます。
ではさっそく本題です。
全日本女子バレーは不仲?
全日本女子バレー日本代表が不仲だという噂はおそらく過去の事だと思われます。
現在の全日本女子バレー日本代表チームは、信頼関係のあるチームとなっているようです。
理由として、古賀紗理那選手がキャプテンを務める現在のチームでは
みんなが同じ目標に向かって進めるよう、古賀選手がチームを引っ張っています。
「コートの中にいる選手だけで頑張るのは限界がある。チーム全員が同じ方向を向くことが大切」と団結力を高める考えだ。ただ、「本当に強い集団は自分が感じたこと、こうしてほしいと思ったことをちゃんと言える関係性がある。仲良しじゃなくてもいい」となれ合うつもりはない。
引用元:西日本スポーツ
日本代表として集まった選手は、みんな同じ目標をもっているはずです。
試合に出ている選手だけでがんばるのではなく、チーム全体でがんばるという意識が全日本女子バレー日本代表選手内に浸透しているのなら、信頼関係のあるチームになっていると思います。
ただ、過去の全日本女子バレー日本代表の人間関係はかなりギスギスしたものだった様子…。
当時指揮をとっていた柳本監督は、全日本女子バレー日本代表について
「女性の集団は難しい! 家内ひとりでも大変やのに、女子バレーやって、髪の毛真っ白になりましたから」「バランスが難しいですね。どうしても感情があるから。『メグカナ(栗原恵・大山加奈)』が騒がれたときも、他の選手は面白くない。そうするとガスがたまってくるので、私が代表して大山選手を怒るわけです」
引用元:文春オンライン
このように語っていました。
確かに、全日本女子バレー日本代表選手は全国から選ばれた優秀な選手たちです。
個性が強い人が集まっていたのでしょうね。
不仲とまでいかなくても、多少のぶつかり合いはあると思います。
しかし、試合を見ているだけでは全日本女子バレー日本代表が不仲かどうかはわかりませんよね!
ではなぜ、全日本女子バレー日本代表の不仲説がでてきたのでしょうか?
それには、直接的な原因ではありませんがきっかけとなる出来事があったようです。
全日本女子バレーの不仲説が浮上したきっかけは
韓国の『女子バレーボール美人姉妹告発事件』が発端のようです。
女子バレーボール美人姉妹告発事件の詳細
韓国女子バレーのスターである双子の姉妹から『いじめを受けていた』という告発文章がネットにアップされたことが、全日本女子バレーの不仲説に繋がる事件です。
韓国女子バレーに、姉のイ・ジェヨンと妹のイ・ダヨンという双子の姉妹がいました。
姉はスパイカー、妹はセッターとして韓国代表チーム入り。
この2人が活躍した2014年のアジア大会で、韓国チームは金メダルを獲得しています。
韓国女子バレーのスターであった双子は、中学時代バレーのチームメイトに壮絶な内容のいじめをしていたそうです。
チームメイトに対する刃物での脅迫や、人間椅子の強制などあまりに内容な苛烈に、それまでのさわやかなイメージは一瞬で吹き飛んだ。本人たちのSNSには罵倒の言葉が次々と書き込まれ、謝罪文を発表してSNSアカウントを削除しても問題は沈静化に向かわなかった。それどころか「私もあの有名選手、有名人にいじめられた」と男子バレー選手や芸能人にまで飛び火する始末だ。
引用元:文春オンライン
日本と韓国のバレーの練習スタイルや上下関係の厳しさが似ていることから、実は全日本女子バレーも不仲なのでは?と思われた方が多かったのでしょう。
では、実際はどうだったのでしょうか?
全日本女子バレー|日本代表の人間関係はギスギス?
全日本女子バレー日本代表の人間関係について
現在の様子ははっきりとはわかっていませんが、ギスギスした雰囲気はないと考えています。
その理由は2つあります。
1つ目は、眞鍋監督が監督に就任したこと。
2つ目は、古賀紗理那選手がキャプテンに起用されたこと。
では、1つずつ詳しく見ていきましょう。
眞鍋監督|全日本女子バレー日本代表の人間関係を可視化
全日本女子バレー日本代表の監督である眞鍋監督は、女子バレー選手の行動の特徴を分析し、選手の意識改革を行なっていました。
女子バレー選手はとかく感情で動きやすい。中・高校時代に、監督は絶対的な存在と刷りこまれているため、自分の頭で物事を考える癖が出来ていない選手が多かった。監督の指示は絶対と考える反面、ちょっとしたことでそっぽを向く。そこで眞鍋は、選手に自立心を喚起させることに加え、監督の顔色をうかがうような精神を消し去らせようと、チーム内に「公平性」「明確さ」「透明性」を徹底した。チーム内の人間関係を可視化したのである。
引用元:文春オンライン
眞鍋監督はまず、選手一人ひとりのパフォーマンスを数値化し、データを練習場の壁に貼り、誰でも見られるようにしました。
内容は【スパイク決定率や効果率、ブロック・サーブ・ディグ・サーブレシーブの成功率など】
しかも、この数値の高い順にコートに立てることを宣言したそうです。
毎日データを更新し、それを見る選手たちは自分で反省し次を考えるようになっていきました。
こうして選手の精神的自立を促し、意識改革をすることで、自分たちで考えてバレーをするようになるんだそうです。
人間関係がギスギスする原因というのは、妬みや嫉妬からくる場合が多いですよね。
しかし、全てを数値化することで選手が納得し、自分と向き合うようになるため、人間関係が悪くなる心情にならないのだと思います。
なので、現在の全日本女子バレー日本代表チームの人間関係は、悪くないのではないかと思います。
古賀紗理那|キャプテンとしての意識が日本代表の人間関係にいい影響
キャプテンである古賀紗理那選手は、全日本女子バレー日本代表のチームのためしっかり引っ張っていこうとしています。
「(アメリカ代表主将のジョーダン・)ラーソン選手とか、(韓国代表主将の)キム・ヨンギョン選手とか、すごいですよね。指示も出すし、周りを盛り立てるけれど、まず大前提として自分が先頭に立って、まずやるべきことをやる。そういう姿が大切だと思うんです。男女の違いはあるけれど石川(祐希)選手もそう。みんながチームのため、勝つために戦っているけれど、でも先頭に立って俺がまず決めてやる、みたいな。ああいうキャプテンの姿が理想です」
引用元:Number.web
キャプテン古賀選手の意識の高さが、全日本女子バレー日本代表の選手陣にとっていい影響になっているのではないでしょうか?
全日本女子バレー日本代表の人間関係についての内容【過去】
過去の全日本女子バレー日本代表を柳本監督が指揮をとっていた頃は、人間関係がギスギスすることはあったようです。
その頃の話を一部紹介します。
2004年アテネオリンピック日本代表選手の中で、最も人気だったのが『メグカナ』こと
栗原恵選手と大山加奈選手。
この2人は大学3年生での全日本女子バレー日本代表入りだったので、特に注目されていました。
2004年アテネオリンピックの代表メンバーで、2012年のロンドンオリンピックにも出場した大友愛はテレビ番組に出演し、柳本監督時代について「どーしてそんなに『メグカナ』なんだとムカついていた」と話している。
引用元:文春オンライン
全日本女子バレー日本代表に選ばれ、活躍を心待ちにしていた他の選手からは
『メグカナ』の存在は、当然妬みの対象となりますよね。
また『スーパー女子高生』として一気に人気選手へと成長した木村沙織選手も、同じように妬みの対象になっていたようです。
「スーパー女子高生」として早くから人気になり、ロンドンオリンピックでは銅メダル獲得。そしてリオオリンピックを目指すチームでは、木村はキャプテン兼エースという完全な“1強”状態だった。週刊文春(2016年9月1日号)では、木村の特別扱いに反発して新鍋理沙が代表チームから離れたことを報じている。
引用元:文春オンライン
全日本女子バレー日本代表の監督としては、勝利のために少しでもいい選手を起用するのは当然のことですよね。
しかし選手の立場からすれば、面白く思わない人が出てもおかしくはない状況だったのでしょう。
ロンドンオリンピックでは銅メダル獲得した裏では
全日本女子バレー日本代表の人間関係は、ギスギスしたものだったのでしょうね。
全日本女子バレー|日本代表の人間関係は無視も?
全日本女子バレー日本代表の人間関係について現在の様子について詳しくはわかりませんが、今までの人間関係の中では、無視などもあったかもしれません。
日本の女子バレーは、上下関係が厳しかったり練習時間が長かったり
体育会系色の強いバレー文化があります。
なのでもしかすると、他の選手から無視されたことがある選手がいるかもしれません。
過去には、全日本女子バレー日本代表選手陣の中で、無視をされていた方もいらっしゃるようです。
アテネオリンピックに出場した杉山祥子が、過去に代表チーム内で一斉に無視されるいじめの標的になったことがあると発言してバレー界をざわつかせたこともある。練習中に事故に見えるギリギリのラインで嫌いな相手の指が怪我するようにスパイクを打つ、という話は複数の選手から聞いたことがある。一見仲が良さそうな女子バレーチームには、表から見えない複雑な人間関係が存在するのだ。
引用元:文春オンライン
杉山選手の時代は、なかなかひどい様子であることがわかりますね!
全日本女子バレー日本代表の現在の様子は?
全日本女子バレー日本代表の現在の様子は、今回監督が眞鍋監督が起用されたので、チームの雰囲気がよくなったのではないかと予想します。
なぜなら、2009年に眞鍋監督が就任すると、チームの雰囲気がよくなっていきました。
09年に眞鍋が全日本の監督に就任して以来、チームが生き生きと躍動し、選手らの表情にも笑顔があふれてきた。04年のアテネ五輪から出場しているセッターの竹下佳江、エースの木村沙織、そして大友愛ら中心選手だけでなく、若手選手も伸び伸びとコートに立っている。木村などは笑みを浮かべながらアタックに入っているくらいだ。
引用元:Yahoo!ニュース
眞鍋監督と言えば『データバレー』
このデータバレーの中で、根性論ではなく選手の個性を活かした戦術を使うようになり
結果、楽しくバレーができるようになったそうです。
なので今回再び眞鍋監督が起用されたので、選手一人ひとりが個性を発揮でき、楽しいバレーができているのではないかと予想しています。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は「全日本女子バレーは不仲?日本代表の人間関係はギスギス・無視も?」と題しまして
全日本女子バレー日本代表の人間関係が不仲なのかどうかについてお伝えしてきました。
全日本女子バレー日本代表が不仲だという噂はおそらく過去の事だと思われます。
現在の全日本女子バレー日本代表チームは、信頼関係のあるチームとなっているようです。
実際、過去の全日本女子バレー日本代表チームでは、チームの雰囲気がギスギスしたり
無視をしたりという事が起きていました。
しかし、眞鍋監督が就任したら、データバレーを中心とするので
選手一人ひとりが個性を活かすことのできます!
世界バレー選手権2022でいい成績をおさめられるよう、がんばってもらいたいです!
では今回はここまでとさせていただきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。